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柄刀一作の連作ミステリ。心臓移植により心臓病を克服したフリーのカメラマン・南美希風が世界の伝説と奇観≠取材する過程で出会った、不思議な事件の数々を描く。 「龍の淵」 美希風は、イギリスの龍が飛び立つ断崖と言われる奇観の“龍の淵”と、龍の木乃伊とも呼ばれる木の化石の取材に、化石の持ち主・クレボルトの元を訪れた。そこで起こった、龍が姿を見せたかのように見える殺人事件。過去に起きた不審死との関連は? 「光る棺の中の白骨」 中学時代からの美希風の友人・家具職人の高部は、休暇を利用して美希風のガイド役として北極圏の街アルタを訪れた。別れた恋人・彩乃の消息を知るために。そこで溶接された石造りの小屋から出て来た白骨死体。溶接時小屋のなかには死体はなかったという。密室のような状況に美希風が挑む。 「ペガサスと一角獣薬局」 ユニコーンの噂を聞きつけ、イギリスのウェールズ地方を友人の新聞記者・高部と訪れた美希風。ペガサスまで見た村人が現れ、一帯が騒然となるなか、事件が起きる。 「チェスター街の日」 叔父の莫大な遺産を相続し、叔父の部下の不正を暴こうとした半身不随の草薙。証人を訪ねて出向いた先は、生命を活性化する力のあるパワースポットだとの噂がある場所だった。 「読者だけに判るボーンレイク事件」 冒頭の一編で語られた、過去の事件が起きたときの話。 中心の物理トリックは当然分からず(^^;) そもそも考えるつもりもなく、力業の解説を傾聴?するばかり。ユニコーンやペガサスがいる幻想的な情景には心惹かれます。「チェスター街…」はロマンチックでした。 |
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